1月22日(水)、トランプ米大統領による一連の新政策と好調な企業業績に後押しされ、世界株価は上昇し、投資家の信頼感が高まっている。
1月22日(水)、トランプ米大統領による一連の新政策と好調な企業業績に後押しされ、世界の株価は上昇し、投資家の信頼感が高まっている。
トランプ米大統領は2度目の大統領就任式で関税について発表しなかったが、欧州連合(EU)に新たな関税を課すことを表明し、来月には中国からの商品に10%の関税を課すことを検討していると述べた。
同氏はまた、AIインフラ構築のために最大5000億ドル(約78兆円)規模の民間投資を発表した。米オープンAI、ソフトバンク、オラクルは合弁会社を設立し、テキサス州のデータセンターから事業を開始する予定となる。
米金融大手モルガン・スタンレーによると、米国株に投資するヘッジファンドのグロス・レバレッジは2010年以来の高水準に達し、欧州株も強気の動きを見せた。
世界の海外直接投資(FDI)プロジェクトに占める対米投資の割合が大幅に上昇し、過去最高を記録した。昨年11月までの12ヶ月間、米国は中国や欧州をはるかに上回る対米新規FDIグリーンフィールド投資額を発表した。
国際通貨基金(IMF)の統計によると、米国経済の成長率は他の先進国を上回り続けると予想されている。2025年には、ユーロ圏の成長率がわずか1%であるのに対し、米国は2.7%の成長が見込まれている。
ナスダック100指数は先週、下降トレンドを反転させた。同指数は現在、1月6日につけた高値21.720まで上昇しており、次のレジスタンスとなる21.900付近に向けて上昇が続くだろう。
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