海外FX業者を選ぶ際の注意点とは?初めての海外FXトレードや業者の安全性について、国内トレード経験者も知っておきたいポイントを解説します。
海外FX業者はたくさん存在しますが、トレードの勝ち負け以前に、業者を選ぶ際は利用する際の注意点がいくつかあります。
今まで国内FXでトレード経験はあっても海外FXで初めてトレードする予定だったり、すでに海外FXを利用していてもその取引業者が安全か気になったりする人は多いはず。
「海外FX業者を選ぶ場合の注意点はなに?」
「安心して使える海外FXは存在するの?」
海外FXの注意点について上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
結論として、海外FXでは国内FXとはルールが少し違う点と、安心した業者選びに注意することが大事です。
この記事では、海外FXの注意点について以下の5つの項目で詳しく解説します。
海外FX業者選びで意識するべき5つの注意点
海外FX業者で取引をするメリット
海外FX業者で取引を始める際の5つの注意点
海外FX業者EBCなら安心感と信頼性が抜群
まとめ
海外FX業者選びで意識するべき5つの注意点
まずは海外FX業者を選ぶ際に意識したい、下記5つの注意点を解説します。
国内FX業者とは取引条件が違う
取引口座ごとに取引条件が違うケースがある
金融ライセンスと運営歴で安全性を判断する
海外FX業者では信託保全が義務ではない
日本語サポートの体制が整っているか
その1:国内FX業者とは取引条件が違う
海外FX業者と国内FX業者は、取引条件が大きく異なります。海外FX業者と国内FX業者の具体的な違いを以下の表にまとめました。
項目 | 海外FX業者 | 国内FX業者 |
取引対象の金融商品 | 多い:FX通貨ペア以外も取引可能 | FX通貨ペア限定が一般的 |
ボーナスやキャンペーン | 豊富 | 少ない |
スプレッド | 変動制が大半 | 原則固定 |
レバレッジ | 最大無制限 | 最大25倍 |
ロスカットの判定基準(証拠金維持率) | 0%~50% | 50%または100% |
追証 | なし | あり |
スワップフリー | あり(業者によって異なる) | なし |
入出金方法 | 多い(電子決済サービス、仮想通貨、クレジットカードなど) | 少ない(国内銀行送金が基本) |
取引の透明性 | NDD方式で高い | DD方式で低い |
海外FX業者と国内FX業者とでは、FX通貨ペアを取引できるという点は共通していますが、取引条件を詳しく見てみると大きく異なる点は覚えておきましょう。
その2:取引口座ごとに取引条件が違うケースがある
海外FXでは同一ブローカーでも、取引条件が違う複数の取引口座を提供しているケースが多いです。
例えば、EBCでは「STD口座」と「PRO口座」2つの口座タイプを提供されており、スプレッドや最低入金額などが以下のように違います。
項目 | STD口座 | PRO口座 |
標準スプレッド | 1.1pips~ | 0.0pips~ |
取引手数料 | なし | 6ドル/Lot |
最大レバレッジ | 500倍 | |
最小注文ロット数 | 0.01 | |
最大注文ロット数 | 40 | |
最低入金額 | 50ドル | 5,000ドル |
ストップレベル (指値注文の距離制限) |
5pips | 0pips |
それぞれの取引条件を見てみると、PRO口座はスプレッド0.0pips〜と非常に狭く、かつ最低入金額が5,000ドルと高いことから、取引環境を重視するプロ向けの口座だといえます。
一方で、STD口座は最低入金額50ドル、かつ取引手数料なしと初心者から上級者まで万人受けする取引口座といえます。
このように自身の取引ニーズやトレードスタイルに合った取引口座を選べる点は、国内FX業者と異なるので、口座選びにも注意しましょう。
その3:金融ライセンスと運営歴で安全性を判断する
海外FX業者が所有する金融ライセンスと運営歴は、そのFX業者が安全かどうかを判断するために役立つ指標になります。
特に安全性の高い金融ライセンスを持っているかどうかをしっかり確認することで、一部存在する詐欺ブローカーの被害を避けられます。
FX業者を選ぶ際は、以下のうちいずれかの金融ライセンスを保有しているかどうかを、各業者のHPなどで注意して確認してみてください。
英国金融規制当局(FCA)
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
ケイマン諸島金融庁(CIMA)
また、運営歴が長ければ長期的にサービスを続けてきた証拠であり、資金力の裏付けはもちろん出金に関する口コミや情報も多く確認できる安心感があります。
その4:海外FX業者では信託保全が義務ではない
国内FX業者は法律によって信託保全を義務化されていますが、海外FX業者は義務化されていません。
したがって、海外FX業者では分別管理だけ対応しているケースが多いのです。
分別管理と信託保全の違いについては改めて以下にまとめました。
分別管理:FX業者の資産と顧客の資金を分けて保管している
信託保全:顧客の資金を信託先銀行に預け、破綻時でも資金が守られる
つまり信託保全を採用するFX業者は、破綻した場合でも資金の返還を期待できるため、可能であれば信託保全を採用するブローカーを選んだほうがなお安全と言えるでしょう。
その5:日本語サポートの体制が整っているか
日本語サポートの体制が整っている海外FX業者を利用すると、安心して取引へ取り組めます。
たとえば、取引や入出金でトラブルが起きた際に日本語ができるスタッフとやり取りできれば安心です。
特に海外FX初心者や英語を苦手に感じる場合は、日本語のサポート体制を重視して海外FX業者を選ぶとよいでしょう。
また、サポートとして使える連絡方法はブローカーごとに差があります。
メールだけでなく、電話やリアルタイムでレスポンスができるライブチャットを利用できるかどうかも基準にしてみてください。
海外FX業者で取引をするメリット
海外FX業者選びには注意点があるものの、海外FX業者で取引をするメリットは以下のようにたくさんあります。
ハイレバレッジを活用して少額から取引ができる
ゼロカット対応で追証の心配がない
ロスカット水準が低く、攻めた取引も戦略に入れられる
機能が豊富な取引プラットフォームMT4/MT5を利用できる
入出金方法が豊富
特に少額資金でもハイレバレッジを利用できたり、低いロスカット水準のおかげで攻めた取引もできたりする点が海外FX業者で取引をする大きなメリットです。
リスクを抑えて自身のトレード戦略の幅をさらに広げてみたいという方は、海外FX業者で取引をするのに向いているといえます。
海外FX業者で取引を始める際の5つの注意点
実際に海外FX業者で取引を始める際に意識しておきたい、以下5つの注意点について詳しく解説していきます。
ハイレバレッジの使い間違いにはリスクがある
スプレッドが広がりやすい時間がある
海外FX業者ごとに利用規約が決められている
入出金に時間がかかる
海外FX業者での取引は違法ではない
その1:ハイレバレッジの使い間違いにはリスクがある
海外FXはハイレバレッジが魅力である一方、使い間違えるとトレードのリスクが高まります。
ハイレバレッジトレードは少ない証拠金で大きなポジションを保有できるため、少額資金でも大きな利益を狙えることが最大のメリットです。
しかし、予想した方向とは反対に価格が進行した場合、ほんの少しの価格変動でもロスカットになる可能性があります。
また、ハイレバレッジを活用すると大きな利益を狙えるからこそ、一発逆転ばかり狙って無計画にトレードしてしまうトレーダーが一定数増えてしまうことも事実です。
ハイレバレッジは、リスク管理をしっかりと行ったうえで、あくまで取引戦略の幅を広げるために活用するようにしましょう。
その2:スプレッドが広がりやすい時間がある
海外FXではスプレッドが常に変動しています。
以下のような時間帯は、スプレッドが広がりやすいので、取引をなるべく避けておいた方が賢明でしょう。
経済指標発表前後
早朝(朝5時頃~朝8時頃まで)
特に原則固定スプレッドの国内FX業者の利用に普段慣れている人は、思わぬ取引コストがかかる可能性があるので注意です。
その3:海外FX業者ごとに利用規約が決められている
海外FX業者では、業者ごとに細かく利用規約を決めています。
たとえば、他社海外FX業者との両建てや同一業者内における他取引口座との両建て、アービトラージ取引などが、利用規約でよく禁止されています。
利用規約を破った場合、永久的な口座凍結や利益の取り消しあるいは出金拒否といった厳しい処置が下されてしまうので、各業者の利用規約は絶対に守りましょう。
その4:入出金に時間がかかる
リアルタイム入金などに対応している国内FX業者とは違って、海外FX業者では入出金に時間がかかるケースがあります。
時間がかかるといってもその日中には反映されるケースが大半ですが、選ぶ入出金方法によっては1週間程度かかる場合もあります。
取引直前に入金して取引口座へ金額が反映されないとせっかくのトレードチャンスを逃す原因にもなるので、事前に取引口座へ入金しておくことがおすすめです。
また速やかに入出金したい場合は、電子決済サービスやクレジットカード、仮想通貨入金であればすぐに取引口座へ反映されるのでおすすめです。
その5:海外FX業者での取引は違法ではない
海外FX業者は日本の金融庁の許可を得ていませんが、海外FX業者での取引は決して違法ではありません。
あくまで日本の金融庁の管轄外であるため、トラブルが起きたときに介入はできないというスタンスです。
また、海外FX業者は日本の金融庁の許可を得る資金力や信頼性はありますが、認可を受けるためには最大レバレッジ規制やゼロカットを排除する必要があります。
それでは海外FX業者のメリットがすべてなくなってしまうため、あえて日本の金融庁の許可を得る行動に移していません。
海外FX業者でトレードしたからといって捕まるリスクはないので、安心してください。
海外FX業者EBCなら安心感と信頼性が抜群
海外FX業者EBCは、安心感と信頼性が抜群です。
EBCは世界的に信頼できる以下3種類の金融ライセンスを保有しています。
英国金融規制当局(FCA)
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)
ケイマン諸島金融庁(CIMA)
特に世界最難関と謳われる英国金融規制当局(FCA)の金融ライセンスを保有しており、かつ信託保全を採用している点は、信頼できる海外FX業者である証です。
また最大100倍~500倍のハイレバレッジで株価指数やコモディティの取引もできたり、2種類の口座タイプからトレードスタイルに応じた口座を選んだりすることもできます。
取引環境にも力を入れており、大口の取引にも向いている点もEBCの魅力です。
高スペックの取引環境で、安心して海外FXへ取り組みたい場合は、EBCで取引を体験してみるとよいでしょう。
まとめ
今回は海外FXを選ぶ、または実際に利用する際の注意点について詳しく解説してきました。
海外FXトレードは国内FXにはないハイレバレッジやゼロカットなど魅力が複数あります。
一方、正規の金融ライセンスを保有していない詐欺ブローカーもあり、安心して取引ができる海外FX業者を見極めることが大事です。
たとえば「SNSや掲示板で知名度があるから」、「ボーナスキャンペーンが豪華だから」というだけで海外FX業者を選ぶと予想外の詐欺や落とし穴に引っかかるリスクがあります。
まだ海外FXトレード未経験者やすでに他の海外FX業者を利用している方でも、信頼性と実績があるEBCの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
※当記事は、日本国内在住の方は対象ではございません。また日本国外に在住している方へ向けた情報提供のみを目的としており、投資についてのアドバイスや助言は一切行っておりません。