3月10日(月)ユーロは小幅上昇。ドイツの財政改革に後押しされ、ユーロは先週2009年以来の週間最高値を記録。一方、米国の雇用成長は2月に加速した。
3月10日(月)ユーロは小幅上昇した。ドイツの財政改革に後押しされ、先週2009年以来の週間最高値を記録した。米国の雇用成長は2月に加速したが、関税の影響が現れ始めている。
欧州中央銀行(ECB)は、4月に次回の借入コストを設定する際に金利をさらに引き下げるか据え置くかについて厳しい交渉に備えていると述べた。
ラガルド総裁は、トランプ大統領がウクライナと欧州の防衛から手を引いたことで再軍備への動きが加速し、不透明感が高まっていると繰り返し言及した。トレーダーは現在、来月の利下げ幅を約12ベーシスポイント(bp)と見ている。
ECBがさらに政策を推し進めれば、6月以降の緩和幅は150bpに達し、これまでのイングランド銀行(BOE)の緩和サイクルの2倍、米連邦準備制度理事会(FRB)の100bpを上回ることになる。
しかし、ユーロは今年、経済見通しの改善により、ポンドとドルに対して上昇している。アナリストは、四半期ごとの成長率とインフレ率の予想にわずかな変更しかないと予想している。
市場は、ECBが引き続き政策を「制約的」と表現し続けるかに注目している。1月の会合後、この表現を削除することが選択肢として浮上していた。
ユーロは依然として勢いを維持しているが、相対力指数(RSI)は引き戻しが迫っていることを示しているが、単一通貨に勢いが衰える兆候はほとんどない。1.0900付近のレジスタンスに達するまで上昇が続くと予想されている。
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木曜日に金価格は高値から下落したものの、米国株が再び下落したことで堅調に推移した。これは、トランプ前大統領が調査を命じたことを受け、新たな世界的な貿易戦争への懸念が高まったためである。
2025-04-17