EBC研究所
要約
米国株投資信託とは、米国株を中心に運用している投資信託のことです。本記事では、米国株投資信託の種類と選び方について解説します。
米国株投資信託とは、米国株を中心に運用している投資信託のことです。GAFAM(ガーファム：Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)をはじめ成長力の高い企業へ投資できるので、リターンは高い傾向があります。本記事では、米国株投資信託の種類と選び方について解説します。
米国株投資信託の種類
米国株投資信託は、「米国株のみで運用する銘柄」「欧州や日本なども含めた先進国の株式で運用する銘柄」「新興国も含めた全世界の株式で運用する銘柄」に分かれます。どの種類も米国株が運用資産の過半数を占めていますが、それぞれリターンは異なります。
米国株のみで運用する銘柄：米国株投資信託のなかでもリターンが高いです。米国株は世界各国に事業を展開している企業が多く、そもそもの競争力・成長力が高いことが特徴です。加えて、株主への還元意識が強く配当金や自社株買いに積極的なので、株式を保有するメリットが大きく、長期的に株価が上昇しやすくもあります。
先進国の株式で運用する銘柄：運用資産は米国株が7〜8割を占めていますが、欧州や日本の株式にも投資しています。株価は企業の動向だけでなく政治・経済によっても左右され、短期的な値下がり幅は新興国株式より小さいので、リスクが気になる人に向いている銘柄といえるでしょう。
全世界の株式で運用する銘柄：運用資産は米国株が5〜6割ほどを占めていますが、先進国だけでなくインドをはじめ新興国の株式にも投資しています。世界中の株式へ投資しているので世界経済の成長が自分のリターンにつながります。
米国株投資信託の選び方
投資目的によって銘柄を選ぶ：老後に向けた資金をできるだけ大きくしたいなら米国株のみの銘柄を、リターンを狙いつつも、多少はリスクを抑えたいなら、先進国株式の銘柄を、難しいことは考えず幅広い株式へ分散投資したいなら全世界株式の銘柄を選んだほうがいいです。
信託報酬が0.20%以下の低コストな銘柄を選ぶ：信託報酬は、投資信託を保有している間に投資家が負担するコストです。微々たる差が10年・20年の運用によって数十万円の差になるので、信託報酬が安いほど高いリターンを狙える米国株投資信託で稼いだ利益が多く残ります。
本記事では、米国株投資信託の種類と選び方について解説しました。これを把握することで、投資家が米国株投資信託を選択する際に、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができると考えています。
免責事項：この資料は一般的な情報提供のみを目的としており、信頼できる財務、投資、その他のアドバイスを意図したものではなく、またそのように見なされるべきではありません。この資料に記載されている意見は、EBCまたは著者が特定の投資、証券、取引、または投資戦略が特定の個人に適していることを推奨するものではありません。
強気のフラグパターンを取引するための効果的な戦略を発見し、市場スキルを強化します。実用的な洞察とヒントについては、記事をお読みください。
2025-03-06
