MT4でRCIを表示する方法｜3本に設定するコツや便利なインジケーターも紹介！

「RCIを使ってみようと思ったものの、MT4上でRCIが見当たらない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

実はMT4にはRCIが標準で搭載されておらず、外部インジケーターをMT4上にダウンロードすることでRCIを使えるようになります。

外部インジケーターのダウンロードと聞くと難しく感じる方もいるかもしれませんが、慣れれば1分程度で設定することができます。

今記事では、MT4でRCIを表示する方法や3本への設定方法、便利なRCI関連インジケーターなどについて以下の項目で詳しく解説します。

1. MT4にはRCIが標準で搭載されていない

2. MT4におけるRCIの表示方法

3. RCIと組み合わせると相性がいいインジケーター

4. MT4で使えるRCI関連のおすすめインジケーター

5. MT4/MT5で取引をするなら信頼性抜群の海外FX業者EBC

6. まとめ

MT4のインジケーターについては、以下の記事もご覧ください。

≫【全て無料】MT4で使えるインジケーターのおすすめ13選|表示・設定方法も解説

MT4にはRCIが標準で搭載されていない

RCI(順位相関指数)とは、時間と価格に順位をつけ、その関係性をもとに、相場における買われすぎや売られすぎを「-100%～+100%」の値で表示するオシレーター系インジケーターです。

通常のオシレーター系インジケーターは価格のみを基準に作成されているものも多いです。

そのような中、RCIでは時間も基準に作られていることで、値動きが細かいレンジ相場でも活用できたり、取引シグナルが多く発生したりなどのメリットがあります。

RCIはこのような便利なインジケーターなのですが、実はMT4/MT5には標準で搭載されていません。

したがって、RCIをMT4/MT5で活用するためには外部インジケーターを別途ダウンロードする必要があります。

MT4におけるRCIの表示方法

今回は外部インジケーターである「RCI」というインジケーターを使って、MT4におけるRCIの表示方法を解説していきます。

外部インジケーターの入れ方については、以下の記事も参考にしてください。

≫【完全版】MT4へのインジケーターの入れ方|外部インジケーターの追加方法や削除方法も徹底解説

RCIをMT4にダウンロードする

外部サイトからRCIを自身のパソコンにダンロードした後、MT4を起動し、画面上部から「ファイル」を選択、「データフォルダを開く」をクリックします。

その後、データフォルダ内から「MQL4」→「Indicators」の順に進み、そのフォルダ内に先ほどダウンロードしたRCIのインジケーターファイルをコピー&ペーストします。

コピー&ペーストが完了したら、データフォルダは閉じて構いません。

MT4を再起動または更新してRCIを表示する

MT4を再起動、またはナビケーターのインディケータ項目を右クリックして「更新」をクリックすると、先ほど追加したRCIがMT4上へ反映されます。

インジケーターをチャートへドラッグ&ドロップして設定を完了すると、チャート上にRCIが表示されます。

MT4でRCIを3本表示する方法

RCIは、異なる3本の設定期間のものを表示して使われることが多々あります。

短期・中期・長期の値に設定したRCIを表示しておくことで、長期における相場の流れに従いつつ、中期と短期のRCIで取引タイミングを計るといった使い方ができるのです。

MT4でRCIを3本表示する方法は簡単です。

MT4にRCIをダウンロードした後、3回チャート上にRCIをドラッグ&ドロップをして、好みの設定期間に変更するだけです。

ただし、RCIを複数回チャートに適用することが面倒だという場合は、後に紹介するデフォルトでRCIを3本表示できるインジケーターを使うと良いでしょう。

RCIを3本表示する際のおすすめ設定

RCIを3本組み合わせる際のおすすめ設定は、「9期間、26期間、52期間」です。

上記はRCIを活用する多くのトレーダーが愛用している設定であり、かつ金融市場の営業日も考えられた数値でもあります。

たとえば、26期間は約1ヶ月、52期間は約2ヶ月の営業日に値します。

RCIを1本または2本だけしか使わない場合でも、「9期間、26期間、52期間」の中から選んで活用することがおすすめです。

MT4で使えるRCI関連のおすすめインジケーター

MT4では、RCIをさらに便利に活用できる外部インジケーターを使うこともできます。

ここでは、以下2つのRCI関連のおすすめインジケーターを紹介します。

1. 3本のRCIを同時に表示できる「RCI_3Line_v130」

2. アラート機能付きRCI「Spearman Rank Correlation」

3本のRCIを同時に表示できる「RCI_3Line_v130」

RCI_3Line_v130は、インジケーターを1つ適用するだけで3本のRCIを簡単に表示することができます。

設定項目もRCIの期間設定のみとシンプルなので、RCI初心者の方にも向いているインジケーターです。

アラート機能付きRCI「Spearman Rank Correlation」

Spearman Rank Correlationは、買われすぎ・売られすぎの水準にくるとRCIのラインの色を変えて視覚的に分かりやすく知らせてくれるRCIです。

複数本表示も可能、かつラインの色が変わると音やメールで知らせてくれるので、取引チャンスを逃す可能性を抑えられます。

さらにマルチタイムフレームにも対応しており、表示している時間足と異なるRCIも表示することができます。

RCIと組み合わせると相性がいいインジケーター

RCIを他のインジケーターと組み合わせることで、より取引の精度を高められます。

RCIと組み合わせると相性がいいインジケーターとして、以下2つの外部インジケーターを解説します。

1. 移動平均線のクロスを知らせてくれる「AllAveragesCrossover_v1.1」

2. 2本ラインのMACDを表示できる「MACDインジケーター(二重線)」

移動平均線のクロスを知らせてくれる「AllAveragesCrossover_v1.1」

AllAveragesCrossover_v1.1では、以下のように移動平均線の代表的な売買シグナルであるゴールデンクロスとデッドクロスの発生を矢印で知らせてくれます。

ゴールデンクロス発生時にRCIでも買いシグナル、またはデッドクロス発生時にRCIで売りシグナルを確認できたタイミングでエントリーをするという活用方法ができます。

アラート機能付きのRCIを組み合わせると、取引の手間を大幅に省くことができるでしょう。

MT4で使える移動平均線関連のインジケーターについては、以下の記事も参考にしてください。

≫MT4で移動平均線を表示する方法|設定のコツや便利なインジケーターも紹介!

2本ラインのMACDを表示できる「MACDインジケーター(二重線)」

MACDインジケーター(二重線)とは、海外FX業者EBCが提供しているMACDを2本ラインに表示できるインジケーターです。

MT4/MT5ではデフォルトでMACDラインとシグナルラインが2本ラインで表示されておらず、表示形式を変更するためには外部インジケーターを導入する必要があります。

またMACDとRCIは同じオシレーター系インジケーターですが、実は相性が抜群なのです。

RCIでは細かなトレンドを把握することができますが、大きなトレンドを捉えることには適していません。

そこでトレンドの把握を得意としているMACDと組み合わせることで、相場で発生しているトレンド状況をより正確に判断できるようになります。

MT4でMACDを2本表示にする方法については、以下の記事も参考にしてください。

≫MT4でMACDを2本線とヒストグラムの表示にする方法|設定方法や役立つインジケーターも紹介

MT4/MT5で取引をするなら信頼性抜群の海外FX業者EBC

EBCは、英国FCAライセンスやオーストラリアASICライセンスなど、世界トップレベルの金融ライセンスを保有している信頼性の高い海外FX業者です。

MT4/MT5に対応しているのはもちろんのこと、最大レバレッジ500倍やロスカット比率30%、業界最低水準のスプレッドを実現しているプロ向け口座など取引環境も整っています。

またデータ通信安定率や平均執行速度、1秒あたりの注文数など大口取引に重要となる取引環境の情報を公式HP上で明確に確認することができる点でも安心です。

さらにEBCでは、サイト上で取引に役立つMT4便利ツールを提供しています。

プロが使うハイスペックな取引条件でFXに取り組みたい方は、EBCで取引を体験してみましょう。

まとめ

この記事では、MT4におけるRCIの表示方法や3本に設定する方法、さらに便利なRCI関連のインジケーターに至るまで詳しく解説しました。

MT4にはRCIが標準で搭載されていませんが、外部インジケーターを使えば簡単にトレードで活用することができます。

RCIを使ってみたいという方は今回の記事を参考にして、設定をしてみましょう。

さらに、RCIをもとに作られた外部インジケーターを活用したり、他のインジケーターと組み合わせたりすれば、FXトレードの分析の効率がさらに向上するでしょう。

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