MT5の表示時間を無料で日本時間にする方法｜インジケーター導入時の注意点も解説！

MT5（MetaTrader 5）は、世界的に人気のある取引プラットフォームMT4の後継版であり、動作の速さやMT4にはない機能があることが特徴です。

「MT5に表示されている時間は何を基準にされているのか？」

「MT5に日本時間を表示する方法はあるのか？」

MT5を使い始めたトレーダーの中には、上記のような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか？

MT5に表示される時間はGMTやUTCなど国際的な基準時刻がベースとされています。

したがって、頭の中でMT5の表示時間を日本時間へ換算するか、日本時間を表示できる外部のインジケーターを導入する必要があります。

この記事では、MT5の表示時間について、仕組みや日本時間を表示できるインジケーターの導入手順などを以下の8項目で解説します。

• MT5の表示時間は日本時間ではない

• EBCでMT5の表示時間を日本時間に計算する方法

• MT5を日本時間表示するためにはインジケーターを使う

• MT4ではなくMT5を日本時間表示にするメリット

• MT5を日本時間表示にする際の注意点

• MT5で取引をするなら信頼性抜群の海外FX業者EBC

• MT5の日本時間表示についてよくある質問

• まとめ

MT4の日本時間表示については、以下の記事もご覧ください。

MT5の表示時間は日本時間ではない

MT5の表示時間は日本時間ではなく、国際的な基準時刻である「GMT」を基準にされています。

したがって、日本時間を把握するためには、夏時間の場合は6時間、冬時間の場合は7時間をMT5の表示時間に足す必要があります。

なお一般的に夏時間とは、3月の第2日曜日～11月第1日曜日までの期間を指します。

MT5の表示時間がなぜ日本時間ではないのか

MT5は、日本だけでなく世界中でFXやCFDなどのトレードに利用されている取引プラットフォームです。

したがって、表示時間は日本時間ではなくイギリスのグリニッジ天文台を通る子午線をもとにした基準時刻GMT（グリニッジ標準時）が基準にされています。

具体的には、MT5はロシアで開発されたチャートツールであり、初期状態で表示される時間はロシア時間であるGMT+2（夏時間はGMT+3）となります。

日本時間はGMTの基準から9時間進んだ「GMT+9」なので、日本時間より7時間（夏時間の場合は6時間）遅れた時間がMT5には表示されているのです。

EBCでMT5の表示時間を日本時間に計算する方法海外FX業者EBCでは、MT5のサーバー時間が夏時間の場合UTC+3、それ以外の場合はUTC+2に設定されています。

UTCとは「協定世界時」とも呼ばれる国際的な基準時刻であり、GMTとほぼ同じ時刻と考えて問題ありません。

したがって、日本時間はUTC+9と表すことができるので、EBCのMT5に表示されている時間は以下のように日本時間へ変換が可能です。

• 夏時間（UTC+3）：MT5の表示時間＋6時間

• 冬時間（UTC+2）：MT5の表示時間＋7時間

なお各海外FX業者によって、MT5のサーバー時間は異なります。使用している各海外FX業者の公式HPでサーバー時間を確認しておきましょう。

MT5を日本時間表示するためにはインジケーターを使う

MT5を日本時間表示にすることができる外部のインジケーターをダウンロードすると、MT5上でも日本時間を簡単に確認することができます。

「いちいち日本時間に計算するのは手間」、「時間の勘違いを防ぎたい」という方は、手順を参考にインジケーターを取り入れておきましょう。

手順1：インジケーターをダウンロードする

まずは日本時間を表示できる外部インジケーターをパソコン上にダウンロードします。

今回は無料のインジケーターである「ShowJapanTime」をダウンロードして、手順を進めていきます。

なお「ShowJapanTime」は、EBCが提供しているインジケーターではありません。

手順2：MT5を起動し、インジケーターをダウンロードする

外部インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5を起動します。

そして画面上部から「ファイル」を選択し、「データフォルダを開く」をクリックします。

データフォルダを開いたら、「MQL5」→「Indicators」の順に進み、そのフォルダ内に先ほどダウンロードしたインジケーターのファイルをコピー＆ペーストします。

なおダウンロードしたzipファイルではなく、「.ex5」の拡張子がついたインジケーターファイルをコピーする点には注意が必要です。

これでダウンロード手順は完了です。MT5を再起動すると、「指標」の項目下に日本語表示インジケーターがダウンロードされていることが分かります。

インジケーターをチャートへドラッグ＆ドロップすると、チャート上で日本時間を確認できるようになります。

MT4ではなくMT5を日本時間表示にするメリット

MT5を日本時間表示にするメリットとして、以下の2点が挙げられます。

• 取引にストレスを感じなくなる

• 多彩な時間足をより活かせるようになる

取引のストレスをさらに軽減できる

MT5を日本時間表示にすることで、取引のストレスをさらに軽減できます。

MT4とMT5の大きな違いの1つが、動作速度です。

MT4の後継プラットフォームであるMT5では動作速度が大幅に速くなり、取引をスムーズに進められるようになりました。

動作の速さに加えて、日本時間表示にして頭の中で時間換算をする手間を省くと、より速く取引判断ができるようになります。

多彩な時間足をより活かせるようになる

MT5を日本時間表示にしておくことは、MT5の多彩な時間足と相性が抜群です。

MT4では9種類のみの時間足への対応でしたが、MT5になってから21種類まで対応の時間足が増えました。

日本時間に表示しておくと、各市場のオープン時間や経済指標の発表時間を直感的に把握できるようになるので、多彩な時間足をより活かした取引スタイルをとりやすくなります。

MT5を日本時間表示にする際の注意点

MT5はMT4ほど対応する外部インジケーターが多くありません。

MT4のインジケーターをMT5で使うことはできないので、MT5に対応しているインジケーターかどうかをインジケーターのダウンロードページで事前に確認しておきましょう。

なおMT4用のインジケーターファイルの拡張子は「.ex4」、MT5用のインジケーターファイルの拡張子は「.ex5」となっています。

MT5で取引をするなら信頼性抜群の海外FX業者EBC

EBCは、英国FCAライセンスやオーストラリアASICライセンスなど、世界トップレベルの金融ライセンスを保有している信頼性の高い海外FX業者です。

MT4/MT5に対応しているのはもちろんのこと、最大レバレッジ500倍やロスカット比率30%、低スプレッドを実現しているプロ向け口座など取引環境も整っています。

またデータ通信安定率や平均執行速度、1秒あたりの注文数など大口取引に重要となる取引環境の情報を公式HP上で明確に確認することができる点でも安心です。

さらにFX通貨ペアだけでなく、コモディティや株価指数などさまざまな銘柄の取引に対応しています。

プロが使うハイスペックな取引条件でFXに取り組みたい方は、EBCで取引を体験してみましょう。

MT5の日本時間表示についてよくある質問

MT5の時間表示についてよくある以下の質問について、見ていきましょう。

•  MT5の表示時間が消えてしまった場合はどうしたらいい？

•  MT5のスマホアプリで日本時間を確認することはできる？

MT5の表示時間が消えてしまった場合はどうしたらいい？

チャート下の表示時間が消えてしまった場合は、MT5の不具合だと考えられます。

MT5を再インストールして、起動しなおしてみましょう。

MT5のスマホアプリで日本時間を確認することはできる？

MT5のスマホアプリには、外部インジケーターを導入する機能がないため、日本時間をチャート上に表示することはできません。

頭の中で日本時間を換算するか、PC版MT5で日本時間表示インジケーターを導入してスマホと併用する方法がおすすめです。

まとめ

この記事では、MT5の表示時間が日本時間ではない理由や、MT5の時間を日本時間へ計算する方法、さらに便利な日本時間表示インジケーターの導入手順まで詳しく解説しました。

MT5を日本時間表示にすることで、取引のストレスが軽減され、多彩な時間足を活かした効率的なトレードが可能になります。

また、インジケーターの選定やサーバー時間の確認といった注意点にも触れましたので、正しい設定を行いましょう。

EBCは世界的にも信頼性の高い金融ライセンスを保有し、透明性と安全性が高い取引環境を提供する海外FX業者です。

MT5の高速な動作環境とEBCの優れた取引環境で、より快適なトレードが実現してみてください。

※当記事は、日本国内在住の方は対象ではございません。また日本国外に在住している方へ向けた情報提供のみを目的としており、投資についてのアドバイスや助言は一切行っておりません。