MT4のチャート上で日本時間を確認するためには、時差を換算してくれる外部インジケーターを活用する必要があります。実は日本時間を表示できるインジケーターには日本時間を表示する以外の機能もあり、その他の機能を軸として選ぶことがおすすめです。この記事では、3つのおすすめインジケーターや選ぶ際のポイントなどを詳しく解説します。
MT4はロシアで開発された取引プラットフォームなので、表示時間は日本時間ではなく、日本時間表示に設定する機能もありません。
したがって、MT4のチャート上で日本時間を確認するためには、時差を換算してくれる外部インジケーターを活用する必要があります。
「日本時間を表示できるインジケーターはどれがおすすめなのか?」
「日本時間を表示できるだけで、インジケーターの機能はどれも同じなのか?」
「日本時間を表示するインジケーター」と聞くと、上記のような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか?
結論、日本時間を表示できるインジケーターには時間表示以外の機能もあり、その機能を軸としてインジケーターを選ぶことがおすすめです。
この記事では、MT4で日本時間を表示するインジケーターのメリットやおすすめのインジケーター、選び方のポイント、さらには使用時の注意点まで詳しく解説します。
MT4で日本時間を表示するインジケーターを使うメリット
MT4用の日本時間表示インジケーターのおすすめ3選
日本時間表示インジケーターを選ぶ際のポイント
MT4で日本時間表示インジケーターを使う際の注意点
MT4で取引をするなら信頼性抜群の海外FX業者EBC
まとめ
MT5の日本時間表示については、以下の記事もご覧ください。
MT4で日本時間を表示するインジケーターを使うメリット
MT4で日本時間を表示するインジケーターを使うメリットとして、以下の4点を挙げられます。
頭の中で時差を計算する必要がなくなる
経済指標や市場開始に合わせた取引をしやすくなる
MT4に対応しているインジケーターの種類が豊富
他のインジケーターとも相性がいい
頭の中で時差を計算する必要がなくなる
日本時間を表示できるインジケーターを導入すれば、MT4のチャート上で直接日本時間を確認できるため、頭の中で時差を計算する手間が省けます。
たとえば、海外FX業者EBCではサーバー時間がUTC+2に設定されており、日本時間に換算するためには7時間(夏時間の場合は6時間)をMT4の表示時間に都度足す必要があります。
しかし、インジケーターを利用すればわざわざ計算をする必要がなくなるので、チャート分析や取引に集中できるようになります。
経済指標や市場開始に合わせた取引をしやすくなる
日本時間を表示するインジケーターを活用すれば、重要な時間帯を直感的に把握できるようになるので、時間帯を意識した取引がよりしやすくなります。
FXでは、経済指標の発表や市場のオープン時刻など、時間帯によって重要な取引チャンスが生まれることがあります。
また各市場で値動きの特徴も異なるケースも多いです。
日本時間を表示できるインジケーターの中には以下のように市場の開閉時間を色分け表示する機能もあるので、チャート分析で各市場の値動きの特徴を掴みやすくなるでしょう。
MT4に対応しているインジケーターの種類が豊富
MT4はMT5よりも対応しているカスタムインジケーターが多く、日本時間を表示するインジケーターの選択肢も豊富です。
日本時間を表示できるインジケーターといっても、以下のようにさまざまな機能を持つものがあります。
シンプルに日本時間を表示する
各市場の開閉時刻を色分けしてくれる
ローソク足更新までの残り時間を表示する
カスタマイズ機能が豊富
自分の取引スタイルに最適なインジケーターを選べる点が、MT4で日本時間を表示するインジケーターを使うメリットなのです。
他のインジケーターとも相性がいい
MT4のチャート下部に日本時間を表示する機能がメインなので、他のインジケーターと表示や機能が被ることがありません。
したがって、ボリンジャーバンドや移動平均線などMT4に標準搭載されているインジケーターや他のカスタムインジケーターとも相性がいいのです。
日本時間表示インジケーターはとりあえずチャート分析が便利になるインジケーターなので、万人のトレーダーにおすすめできます。
MT4用の日本時間表示インジケーターのおすすめ3選
MT4で日本時間を表示できるおすすめのインジケーターとして、以下の3つを紹介します。
仕組みがシンプル「JPN_Time_SubZero」
機能が豊富「ShowJapanTime」
重要な価格帯も確認できる「F3タイムグリッド」
外部インジケーターをMT4にダウンロードする方法については、以下の記事を参考にしてください。
【完全版】MT4へのインジケーターの入れ方|外部インジケーターの追加方法や削除方法も徹底解説
仕組みがシンプル「keys_Japan_Time」
JPN_Time_SubZeroは、以下2つの機能に特化した仕組みが非常にシンプルなインジケーターです。
チャート下部に日本時間を表示する機能
ローソク足の残り時間を表示する機能
設定項目も少ないので、外部インジケーターをあまり使ったことがないトレーダーにもおすすめです。
またMT5でも同様のインジケーターも提供されているので、MT4/MT5の両方を普段の取引で使っているトレーダーでも、同じ感覚でインジケーターを使うことができます。
ただし、1分足などの細かい時間足でも時間単位でしか日本時間を確認できない点はデメリットだといえます。
機能が豊富「ShowJapanTime」
サブウィンドウに日本時間が表示されるインジケーターも多い中、ShowJapanTimeでは表示時刻のすぐ上に違和感のない形で日本時間を表示することができます。
また分単位の細かな時間を確認できるだけでなく、市場の開閉時間も視覚的に分かりやすくチャート上に表示することができます。
他にも価格変動幅を表示したり、日本時間の表示位置を上に変更したりと機能は豊富ですが、その分パラメーターの設定項目も多いです。
したがって、外部インジケーターを初めて利用する方にはおすすめできない可能性があります。
重要な価格帯も確認できる「F3タイムグリッド」
F3タイムグリッドは、日本時間を表示するだけでなく、重要な価格帯にグリッド線を表示する機能を持つインジケーターです。
日本時間表示は分・秒単位まで表示するか、時間単位で表示するかなど自由に設定が可能です。
また重要な価格帯に対して色分けしたグリッド線が自動で描かれるので、水平ラインを引く手間を省くことができます。
グリッド線は便利なものの、市場時間の開閉を重視する、ただ日本時間が表示できる機能が欲しいといったトレーダーは他のインジケーターを選ぶと良いでしょう。
日本時間表示インジケーターを選ぶ際のポイント
日本時間表示インジケーターを選ぶ際は、以下の5つのポイントを抑えておくと良いでしょう。
有料か無料か
日本時間の表示方法
追加機能が豊富かどうか
設定方法が簡単かどうか
MT5にも対応をしているか
MT4用の日本時間表示インジケーターには、無料で十分な機能があるものがたくさんあるので、お試しで使いたいといった場合はまずは無料のもので十分でしょう。
次に、日本時間の表示形式にも注目しましょう。
サブウィンドウに表示するタイプや、チャート上に直接表示するタイプがあるので、見やすさや使いやすさなど好みで選ぶことがポイントです。
さらに、市場の開閉時刻の色分けなどの追加機能が欲しい場合は、追加機能が充実しているかどうかも確認しておきましょう。
上記を確認したうえで、設定の簡単さや操作性などを総合的に検討して自身のトレードスタイルにあったものを選んでみてください。
MT4で日本時間表示インジケーターを使う際の注意点
MT4で日本時間表示インジケーターを使う際には、以下の3点に注意してください。
MT4のカスタムインジケーターをMT5では使えない
スマホでは日本時間表示インジケーターを使えない
設定を変更しなければ正しい日本時間を表示できないケースもある
MT4のカスタムインジケーターをMT5では使えない
MT4用のカスタムインジケーターはMT5と互換性がありません。
したがって、MT4で使用していたインジケーターをMT5でも使いたい場合は、MT5対応のインジケーターを新たにダウンロードする必要があります。
MT4とMT5ではインジケーターファイルの拡張子が異なり、MT4は「.ex4」、MT5は「.ex5」という形式になっています。
間違えて異なる形式のファイルをインストールしても正しく動作しないため、事前に確認してから導入してください。
スマホでは日本時間表示インジケーターを使えない
MT4のスマホアプリ版にはカスタムインジケーターを導入する機能が備わっておらず、日本時間表示インジケーターを使うことができません。
リモートデスクトップを活用すればスマホからPC版MT4を操作できるので、スマホでも日本時間を確認することができるものの手間がかかります。
スマホアプリをメインに取引をする場合は、頭で計算するほうが楽なので、時差の計算方法を覚えておきましょう。
設定を変更しなければ正しい日本時間を表示できないケースもある
インジケーターによっては、初期設定のままだと正確な日本時間が表示されない場合があります。
これは、インジケーターの使用で想定されているサーバー時間と利用しているMT4のサーバー時間が違ったり、ご使用のPCの時間設定がずれていたりすることが原因です。
正しい日本時間が表示されていない場合は、インジケーターのパラメーターやご使用のPC設定を今一度確認してみてください。
MT4で取引をするなら信頼性抜群の海外FX業者EBC
EBCは、英国FCAライセンスやオーストラリアASICライセンスなど、世界トップレベルの金融ライセンスを保有している信頼性の高い海外FX業者です。
MT4/MT5に対応しているのはもちろんのこと、最大レバレッジ500倍やロスカット比率30%、低スプレッドを実現しているプロ向け口座など取引環境も整っています。
またデータ通信安定率や平均執行速度、1秒あたりの注文数など大口取引に重要となる取引環境の情報を公式HP上で明確に確認することができる点でも安心です。
さらにEBCでは、サイト上で取引に役立つMT4対応の便利ツールを提供しています。
プロが使うハイスペックな取引条件でFXに取り組みたい方は、EBCで取引を体験してみましょう。
まとめ
この記事では、MT4で日本時間を表示するインジケーターのメリットやおすすめのインジケーター、選び方のポイント、さらに注意点について詳しく解説しました。
MT4で日本時間を表示できるインジケーターを活用することで、時差計算の手間を省き、各市場における値動きの特徴を活かした取引をしやすくなります。
日本時間を表示するインジケーターを選ぶ際には、表示方法や追加機能、操作性を特に重視して自分のトレードスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
日本時間表示インジケーターを使って、EBCの取引をさらに快適にしてみてはいかがでしょうか。
※当記事は、日本国内在住の方は対象ではございません。また日本国外に在住している方へ向けた情報提供のみを目的としており、投資についてのアドバイスや助言は一切行っておりません。