ゴールド取引に興味を持ちながらも、「難しいのではないか」と感じて一歩踏み出せないトレーダーはいませんか?実は、ゴールドはドル円やユーロドルと同じ感覚で取引を始められます。この記事では、ゴールドの取引が難しいわけではないといえる5つの理由について詳しく解説します。
ゴールドは、2024年に入ってから過去最高値を更新し続けており、これまで以上に注目を集めています。
ゴールド取引に興味を持ちながらも、「難しいのではないか」と感じて一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
確かに、ゴールドはその値動きの激しさや特有の相場の癖、経済指標に対する敏感さから、他の取引銘柄と比べて難しいと感じるトレーダーが少なくありません。
しかしゴールドはFX通貨ペアと同様に、基本的な取引の仕組みが同じなので、ドル円やユーロドルを取引する場合と同じ感覚で取引を始められます。
この記事では、ゴールド取引が難しいのかについて、難しいわけではないといえる5つの理由や4つの対策方法など、以下の5項目で解説します。
ゴールド取引が難しいと感じる4つの理由
ゴールド取引は本当に難しいのか?
ゴールド取引が難しいと感じる際の対策方法
EBCでXAUUSD(ゴールド)を取引する
まとめ
XAUUSD(ゴールド)の特徴や取引のポイントについては、以下の記事もご覧ください。
≫【初心者必見】XAUUSD(ゴールド)とは?特徴や証拠金の計算方法、取引のポイントを解説!
ゴールド取引が難しいと感じる4つの理由
トレーダーの中には、ゴールド取引を難しいと感じる方もいるかもしれません。
他の取引銘柄と比べてゴールド取引が特に難しいと感じる理由として、以下の4つが挙げられます。
値動きが激しいから
普段取引している銘柄と値動きの癖が違うから
経済指標に左右されるケースがあるから
逆張りを狙いにくいから
値動きが激しいから
ゴールドはさまざまな取引銘柄の中でも値動きが激しく、レバレッジの調整や損切りラインの設定などのリスク管理が難しいと感じているトレーダーもいます。
ゴールドがどれくらい値動きが激しいのかを、調査した結果を以下にまとめました。
期間 | 変動幅(1pips=0.1ドル) |
1時間(2024年10月31日) | 約210pips |
1日(2024年5月23日) | 約500pips |
1週間(2024年4月1日~4月7日) | 約970pips |
1ヶ月間(2024年7月1日~7月31日) | 約1,200pips |
調査結果より、FX通貨ペアと比べて数倍の値動きが発生するケースがあることが分かります。
したがって、ゴールドの高いボラティリティを無視した取引数量で取引を行うと、ロスカットされやすくなるリスクがあります。
普段取引している銘柄と値動きの癖が違うから
ゴールドとFX通貨ペアとでは、値動きの癖が少し違います。
たとえば、ドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアは比較的安定した値動きをするのに対して、ゴールドはトレンドが急激に発生するケースが多々あります。
したがって、FX通貨ペアを日常的に取引しているトレーダーにとっては、同じ感覚でゴールド取引をするとテクニカル分析が機能しないと感じる場面があり難しいと感じるのです。
経済指標に左右されるケースがあるから
特にドル建てゴールド(XAUUSD)の値動きは、経済指標に左右されることがあります。
米国の経済指標やFRBの政策に変化がありドルの価値が変動すると、XAUUSDの価格も逆相関の関係で変動するケースが多いのです。
またゴールドは安全資産としての需要が高く、また装飾品などの製品に利用される原材料でもあります。
したがって、金融危機や地政学リスク、実需の影響も受けやすいです。
このようにゴールドがどのような要因に影響を受けているのかを複合的に判断することが難しいと感じるトレーダーもいます。
逆張りを狙いにくいから
ゴールドは、2001年から現在(2024年)に至るまで約23年間上昇トレンドが続いていることから、逆張りを得意とするトレーダーにとっては苦手に感じられることがあります。
逆張りは成功すると順張りと比べて比較的早く利益を得やすいことが魅力なので、逆張りを得意としているトレーダーも一定数います。
しかしトレンドが明確、かつ長く続きやすいゴールドで逆張り売りを仕掛けると、どうしても成功確率が低くなり、損切りを繰り返してしまう場面が多くなるのです。
ゴールド取引は本当に難しいのか?
結論として、ゴールド取引は決して難しいわけではありません。
なぜゴールド取引が難しいわけではないのか、以下5つの理由を解説します。
値動きの特徴が分かりやすいから
FXと取引の仕組みが同じだから
テクニカル分析の知識を活用できるから
あらゆる取引スタイルに向いているから
少額からでも取引を始められるから
値動きの特徴が分かりやすいから
実は、ゴールドは値動きの特徴が分かりやすい取引銘柄なのです。
ゴールドの値動きの特徴について以下でまとめました。
一度発生したトレンドが続きやすい
経済状況が悪化すると買われる傾向にある
ドル円と逆相関になりやすい
たとえば、経済状況が悪化すると買われる傾向にあるのであれば、ニュースや経済指標に注目して、米国経済に悪材料が出た際に集中して取引をするという戦略を立てられます。
このように一見複雑に見えるゴールド特有の値動きも、裏を返せば取引戦略を立てやすいと考えられます。
FXと取引の仕組みが同じだから
ゴールド取引は、FX通貨ペアの取引と基本的な仕組みがほとんど同じです。
売り買いのタイミングを見極め、価格差で利益を狙うという点では、ゴールドも通貨ペアも違いはありません。
したがって、FX取引の経験があるトレーダーにとって、ゴールド取引は新しいチャレンジではなく、ドル円やユーロドルを取引するように単に取引対象が変わるだけです。
テクニカル分析の知識を活用できるから
ゴールド取引では、FXで学んだテクニカル分析の知識がそのまま活用できます。
たとえば、移動平均線やMACD、RSIなどのテクニカル指標は、ゴールドのチャートでもセオリー通り機能する場面がもちろんあります。
ゴールドを取引するからといって、テクニカル分析に関して特別な知識が必要になることはありません。
あらゆる取引スタイルに向いているから
ゴールド取引では、超短期のスキャルピングから長期的なスイングトレードまで、幅広い取引スタイルを取ることができます。
ゴールドは短期間でもボラティリティが高い傾向にあるので、スキャルピングで効率的に利益を狙うことができます。
また長期間上昇トレンドが続いているので、スイングトレードのような長期間のトレードスタイルも取ることができるのです。
このように取引スタイルの柔軟性が高いことが、ゴールド取引の魅力です。
XAUUSDのスキャルピング手法については、以下の記事もご覧ください。
≫【FXトレーダー向け】ゴールド取引で役立つ手法5選|スキャルピングに特化した手法や注意点も紹介
少額からでも取引を始められるから
ゴールドでは、FX通貨ペアと同様バレッジを使えることができるので、少額からでも取引を始められます。
たとえば海外FX業者EBCでは、最大500倍のハイレバレッジでXAUUSDを取引できるので、ゴールド取引を始めるまでのハードルは高くありません。
さらに、他の取引銘柄に比べてボラティリティが高いので、取引がうまくいけば短期間で大きな利益を得られる可能性があります。
ゴールド取引が難しいと感じる際の対策方法
実際にゴールド取引を始めていて難しいと感じているトレーダーは、以下の対策方法を取ってみてください。
取引数量を抑える
余裕を持った損切りラインを設定する
逆張り取引をなるべく避ける
取引時間を意識する
取引数量を抑える
ゴールド取引でなかなか利益を伸ばせなかったり、損切りができなかったりするトレーダーは、取引数量を抑えるようにしましょう。
少ない数量で取引をすることで、冷静に取引判断を下せるようになり、値動きの癖も把握しやすくなります。
したがって、最初は少ないロット数で取引を始め、慣れてきたら徐々に数量を増やしていくことがおすすめです。
余裕を持った損切りラインを設定する
FX通貨ペアでの取引よりも、損切りラインを広めに設定することも一つの手です。
ゴールドはボラティリティが高い銘柄なので、価格が大きく動いた結果、ヒゲで損切りラインに触れてしまうケースもあります。
したがって、通常のFX取引で10pips程度の損切り幅を設定している場合、ゴールド取引では30pipsから50pipsなど余裕を持たせるとよいでしょう。
ただし、損切り幅を広げることでリスクが増加するので、取引数量を抑えた上で損切りラインを設定し、適切なリスク管理を徹底することがコツです。
逆張り取引をなるべく避ける
逆張りの成功率が低く悩んでいる場合は、順張り取引に特化してみてください。
ゴールドは上昇トレンドが続いているだけでなく、トレンドが続きやすい傾向にあるので逆張り取引をなるべく避けることで勝率が高まる可能性があります。
どうしても逆張りを行いたい場合は、日足や週足といった上位時間足を確認し、トレンドが転換する兆しが見られる場合に限定することが重要です。
取引時間を意識する
取引時間を意識してゴールドを取引することも重要です。
値動きが少ない時間帯に取引を行うと、損切りラインにかからず利益も得られないポジションを保有する時間が長引くことがあります。
ゴールド取引で効率よく利益を狙いたい場合は、取引が活発になる以下の時間帯に集中して取引をすることがおすすめです。
午前10時前後
午後9時(夏時間は午後8時)
日本時間の午後5時(夏時間は午後4時)
なお上記はいずれも日本時間です。
XAUUSDの取引時間については、以下の記事もご覧ください。
≫EBCにおけるXAUUSD(ゴールド)の取引時間|ゴールド取引に向いている時間帯や注意点も解説
EBCでXAUUSD(ゴールド)を取引する
EBCは、英国FCAライセンスやオーストラリアASICライセンスなど、世界トップレベルの金融ライセンスを保有している信頼性の高い海外FX業者です。
ゴールドの取引に対応していることはもちろん、ゴールドのレバレッジは最大500倍まで、一回の注文で最大40Lot取引可能、しかも流動性が潤沢のためマイナスのスリッページが少ないと非常に高いことも魅力です。
また、ロスカット比率30%、低スプレッドを実現しているプロ向け口座など取引環境も整っています。
ハイスペックな取引条件でゴールドの取引に取り組みたい方は、EBCで取引を体験してみましょう。
まとめ
この記事では、ゴールド取引が難しいのかについて、難しいとは言えない理由や対策方法などについて解説しました。
ゴールドの値動きは、トレンドが継続しやすい特徴があり、経済状況や指標の影響を受けやすいものの、そのパターンを把握すれば予測が立てやすくなります。
また、FX通貨ペアと同じ仕組みで取引できるため、FX取引で培った経験を活かすことが可能です。
リスク管理を徹底したり、順張りを中心に取引を進めたりしてEBCでゴールド取引を始めてみてください。
※当記事は、日本国内在住の方は対象ではございません。また日本国外に在住している方へ向けた情報提供のみを目的としており、投資についてのアドバイスや助言は一切行っておりません。