インジケーターで通貨強弱を確認する方が良い場面もあります。この記事では、無料で使える通貨強弱インジケーターについて詳しく解説します。
FXにおいてどの通貨が強いのか、または弱いのかといった情報を把握することは勝ちやすい通貨ペアを探すためには欠かせません。
通貨強弱を確認する方法としてウェブサイトやアプリを使うのが一般的ですが、「チャートから確認できたら楽になるのに」と考えたことがある方もいるのではないでしょうか?
そのような方におすすめなのが、通貨強弱インジケーターです。
通貨強弱インジケーターは無料で利用できるものもあり、かつ導入すればチャート上でリアルタイムの通貨強弱を確認しながら取引をするといったことも可能になります。
この記事では、無料で使える通貨強弱インジケーターについて、以下の項目で詳しく解説します。
通貨強弱をわざわざインジケーターで確認する理由
MT4/MT5対応の通貨強弱インジケーターには4種類ある
オーバーレイチャートインジケーターをMT4へ導入する方法
インジケーターを使って通貨強弱を判断する2つの方法
インジケーターを使うなら信頼性抜群の海外FX業者EBC
まとめ
FXのインジケーターについては、以下の記事もご覧ください。
≫FXで役立つインジケーターのおすすめ8選|見つけ方や組み合わせも紹介
通貨強弱をわざわざインジケーターで確認する理由
2つの通貨ペアを取引するFXでは、トレンドの方向性を判断したり、勝ちやすい通貨ペアを選んだりする際に通貨強弱を確認できるツールが役立ちます。
通貨強弱を確認できるツールとしてよく活用されるのは専用のウェブサイトやアプリですが、実はインジケーターで確認する方が良い場面もあるのです。
通貨の強弱を確認できる専用のウェブサイトを使って、実際にトレードをする場面を想像してみてください。
サイトを開いて通貨の強弱を確認し、それをもとにチャート分析を行うという過程になるでしょう。
しかしこの過程では画面を行き来する手間が発生し、場合によっては取引チャンスを逃してしまう可能性もあります。
一方でインジケーターを使用すればチャート上で直接通貨の強弱をリアルタイムに確認できるため、スムーズにトレード判断ができるようになります。
無料の通貨強弱インジケーターを使うならMT4/MT5がおすすめ
FXの取引プラットフォームにはさまざまな種類がありますが、無料の通貨強弱インジケーターを探しているなら、MT4やMT5が特におすすめです。
なぜならMT4/MT5に対応した通貨強弱インジケーターの種類は非常に豊富で、かつインジケーターの追加方法も簡単だからです。
特にMT4に対応したインジケーターが多いので、通貨強弱インジケーターを使いたいというトレーダーは、まずMT4で使えるものがないか探すことがおすすめです。
MT4使えるインジケーターについては、以下の記事も参考にしてください。
≫【全て無料】MT4で使えるインジケーターのおすすめ13選|表示・設定方法も解説
MT4/MT5対応の通貨強弱インジケーターには4種類ある
通貨強弱と聞くと折れ線グラフで確認できるものを思い浮かべる方も多いかと思いますが、インジケーターでは大きく以下の4種類の形で通貨強弱を確認することができます。
折れ線グラフ
複数銘柄のチャートを重ねる
マップ形式
矢印
それぞれについて、基本的な使い方やどのような人におすすめなのか見ていきましょう。
折れ線グラフで通貨強弱を確認できるインジケーター
折れ線グラフのタイプのインジケーターは、各通貨の強弱をラインチャートで表示し、相対的な動きを比較できます。
具体的には、USDのラインが上昇してJPYのラインが下降している場合はUSD/JPYが上昇トレンドにある、ラインが収束している場合はレンジ相場などのような判断ができます。
以下は、MT4/MT5に対応している「keys_Strong_Weak」というインジケーターを適用した例です。
通貨の強弱が明確にグラフ化されるため、トレンドを視覚的に分析したいという人や、強い通貨と弱い通貨の組み合わせをいち早く見つけたいという人におすすめの形です。
ただし短期間だけを見るとノイズが多くなりやすかったり、実際のエントリーには結局チャートを見る必要があったりなどのデメリットはあります。
チャートを重ねて通貨強弱を確認できるインジケーター
チャートを重ねるタイプのインジケーターでは、異なる銘柄のチャートを一つのチャートに重ねることで通貨強弱を比較することができます。
以下では海外FX業者EBCが提供している「オーバーレイチャートインジケーター」というインジケーターを使って、ドル円のチャートにユーロ円のチャートを重ね合わせています。
赤枠を見るとドル円とユーロ円に大きな乖離が突然発生していることから、ユーロが強く、ドルが弱くなったのではないかと実際のチャートから簡単に推測することができます。
実際にユーロドルが上昇していることからも、この推測が正しかったことが分かります。
このタイプのインジケーターでは、個別の銘柄について実際のチャートをもとに詳細に強弱を比較できるので、まずは少ない銘柄から通貨強弱を活用したいという方におすすめです。
また通貨ペア銘柄以外の強弱も確認することができるので、株価指数やゴールドの強弱を確認したいという人にもおすすめです。
ただし複数銘柄について大まかに通貨トレンドを確認したいという場合は、他のタイプのインジケーターを組み合わせることをおすすめします。
マップ形式で通貨強弱を確認できるインジケーター
マップ形式のインジケーターでは、各通貨の強弱を色で視覚的に把握できるのが特徴です。
以下は、MT4に対応している「HeatMap-Gradient-Scale」というヒートマップで通貨強弱を確認できるインジケーターを適用した例です。
前日比で上昇していれば緑に、下落していれば赤に変化するというシンプルな仕組みなので初心者トレーダーにもおすすめです。
しかしあくまで把握できるのは大まかな相場の動きのみなので、取引にダイレクトで役立つ通貨強弱インジケーターを探している人にはおすすめできません。
矢印で通貨強弱を確認できるインジケーター
矢印形式のインジケーターでは、その名の通り矢印で各通貨の強弱を把握できます。
以下は、MT4に対応している「CM_Strength」という通貨強弱インジケーターを適用した例です。
チャート上に通貨の強弱状況がランキング形式で表示されており、一目でどの通貨が強いか弱いかを確認できることが分かります。
しかし、この時間はこの通貨が強かったなどの時系列の状況を把握することができない点はデメリットであるといえます。
したがってマップ形式のインジケーターと同様、軽い環境認識に使いたい初心者トレーダーにはおすすめであるものの、取引で本格的に使いたいという人にはおすすめできません。
EBCの通貨強弱インジケーターをダウンロードする方法
通貨強弱インジケーターを調査した結果、初心者〜経験者まで通貨強弱を取引で活用したい全てのトレーダーにおすすめするのが、EBCの「オーバーレイチャートインジケーター」です。
EBCのオーバーレイチャートインジケーターは、以下の手順で導入することが可能です。
口座開設をして、インジケーターファイルを受け取る
MT4へインジケーターファイルを導入する
手順1:口座開設をして、インジケーターファイルを受け取る
MT4便利ツール提供ページへアクセスし、「今すぐ登録」をクリックします。
すると口座開設手続きが始まるので、メールアドレスや電話番号など簡単な情報を入力して登録手続きを済ませましょう。
口座開設手続き完了後、EBCのサポートデスクへワンクリック決済EAを使いたい旨を伝えると、インジケーターファイルがご連絡のメールアドレス先へ送付されます。
お問い合わせメールアドレス:[email protected]
なおEBCでは、メールだけでなくホームページのライブチャットや公式LINEでの問い合わせも受け付けております。
手順2:MT4へインジケーターファイルを導入する
オーバーレイチャートインジケーターのファイルを受け取ることができたら、実際にMT4への導入を進めていきます。
導入手順は、以下の通りです。
MT4の上部「表示」→「言語」から言語設定を「English」へ変更
MT4を再起動
画面上部にある「ファイル」から「データフォルダを開く」を選択
「MQL4」→「Indicators」フォルダへファイルをコピー&ペースト
MT4を再起動
MT4へ外部インジケーターを導入するための詳しい手順については、以下の記事もご覧ください。
≫【完全版】MT4へのインジケーターの入れ方|外部インジケーターの追加方法や削除方法も徹底解説
MT4再起動までの手順が完了すると、「ナビゲーター」タブの「インディケータ」項目に「オーバーレイチャートインジケーター 英語版」が反映されます。
後はインジケーターを使いたいチャートへドラッグ&ドロップをすれば、取引で活用できるようになります。
インジケーターを使って通貨強弱を判断する2つの方法
インジケーターを使った通貨強弱の判断方法には、以下の2つがあります。
各通貨を比較する
ある期間からの通貨強弱推移を確認する
各通貨を比較する
通貨強弱を判断する最も基本的な方法は、複数通貨の強弱を比較することです。
例えば、MT4やMT5の通貨強弱インジケーターを使うと、USD、JPY、EUR、GBP、AUDなどの通貨が現在どれだけ強いのかを相対的に確認できます。
具体的な例として、以下のような状況を考えてみましょう。
USD/JPYが上昇している(USDが強く、JPYが弱い)
EUR/USDが下落している(USDが強く、EURが弱い)
EUR/JPYも上昇している(EURが強く、JPYが弱い)
上記の場合、USDとEURはJPYよりも強いこと、そしてUSDはEURよりも強いことが分かるのでUSD/JPYのロングエントリーを検討するのが合理的だという判断になります。
そして今後JPYが強くなり始めた場合は、トレンド転換の可能性を考慮してポジションの決済を検討する必要があります。
ある期間からの通貨強弱推移を確認する
ある時点からの通貨強弱の推移を確認する方法も、重要な分析方法の1つです。
例えば、米国の雇用統計が発表された後にUSDが急激に強くなったとします。
この場合、雇用統計の発表内容の中でもどのような材料によってUSDが強くなったのかを把握することで、より戦略的な取引判断ができるようになるのです。
具体的には賃金インフレ懸念による金利上昇によってUSDが強くなった場合、後のインフレ指標の発表まではUSDが強くなる可能性が高いと予測することができます。
このようにリアルタイムの情報だけでなく、どの時点から通貨強弱の状況が変化したのかにも目を向けることが重要です。
インジケーターを使うなら信頼性抜群の海外FX業者EBC
EBCは、英国FCAライセンスやオーストラリアASICライセンスなど、世界トップレベルの金融ライセンスを保有している信頼性の高い海外FX業者です。
MT4/MT5に対応しているのはもちろんのこと、最大レバレッジ500倍やロスカット比率30%、業界最低水準のスプレッドを実現しているプロ向け口座など取引環境も整っています。
またデータ通信安定率や平均執行速度、1秒あたりの注文数など大口取引に重要となる取引環境の情報を公式HP上で明確に確認することができる点でも安心です。
さらにEBCでは、サイト上で取引に役立つMT4対応の便利ツールを提供しています。
プロが使うハイスペックな取引条件でFXに取り組みたい方は、EBCで取引を体験してみましょう。
まとめ
この記事では、通貨強弱を分析するためのインジケーターについて詳しく解説しました。
通貨強弱インジケーターを活用することで、勝ちやすい通貨ペアを選びやすくなります。
MT4やMT5では異なる特徴を持ついくつかの種類の通貨強弱インジケーターが利用できるため、自分のトレードスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。
インジケーター選びに迷った方は、無料でダウンロードできるEBCの「オーバーレイチャートインジケーター」をぜひこの機会に試してみてください。
※当記事は、日本国内在住の方は対象ではございません。また日本国外に在住している方へ向けた情報提供のみを目的としており、投資についてのアドバイスや助言は一切行っておりません。
免責事項: この資料は一般的な情報提供のみを目的としており、信頼できる財務、投資、その他のアドバイスを意図したものではなく、またそのように見なされるべきではありません。この資料に記載されている意見は、EBCまたは著者が特定の投資、証券、取引、または投資戦略が特定の個人に適していることを推奨するものではありません。
強気ハラミ ローソク足パターンとは何か、チャート上でそれを見つける方法、戦略、トレーダーがそれを使用して強気の反転を予測する方法を学びます。
2025-04-212025 年に大型株がトレーダーにとって賢明な選択となる理由を学びましょう。その安定性、成長の可能性、そしてポートフォリオを強化する方法を探ります。
2025-04-21